Output Week 12【Google集客スキル】
今の時代、どんなビジネスをやるにしても、オンラインへの露出は必ず必要です。そうしなければ、誰からも知られないからです。
重要なことは、まずはオンラインに露出すること。そして、そこに莫大なお金をかけるのではなく、無料でできるところから始めることです。
SEO(エスイーオー;Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、無料で作れる資産であり、無料で雇える営業マンです。今日は、どうすればオンラインで自分の事業を人に見てもらえるか、について書きます!
<今日のmenu>
1.ウェブって何?
2.SEOとは?
3.記事の制作について
4.誰にも負けない記事作成のコツ
<このブログで得られること>
・ウェブの世界の仕組みが理解できます。
・SEOの重要性が理解できます。
・記事の制作方法がわかります。
・記事を書くコツを習得できます。
では、スタート!
1.ウェブって何?
ここでは、ウェブの誕生から始まり、ウェブの仕組み、聞いたことはあるけれど、詳しくは説明できない専門用語の解説からしていきます。ウェブの知識を得た状態で、この先のブログを読み進める方が、理解度が格段に上がるからです。
・Web(ウェブ)
→クモの巣のように、世界中の情報をつなげること。
・ティム・バーナーズ=リー博士
→Webを作った人。
・WWW(ワールドワイドウェブ;World Wide Web)
→世界中の情報がクモの巣のようにつながっているイメージから、開発されたもの。
*ティム博士がWWWを作ったキッカケ
スイスの巨大研究機関CERN(セルン)では、数千人が働いており、研究者の論文や研究文書等の情報が散乱していた。そこで、セルンは、ティム博士に情報を整理してほしいと依頼した。こうして、ティム博士は、資料室に保管された膨大な情報を整理するという任務を任された。
*ティム博士は、どのようにして情報を整理したのか?
ティム博士は、情報のリンクウェブ上で、ハイパーテキストを考案した。
・HTML(エイチティーエムエル;HyperText Markup Language)
→テキストの『◯◯部署』という部分をクリックすると、◯◯部署の研究データのページに飛ぶ、という仕組みのこと。これが、ウェブの始まりであり、これを作る際に使うのが、HTML言語。その資料の置き場所を示したものが、URL。
*ウェブの世界は、レストランと同じ
例えば、レストランでサーバー(日本でいうホールスタッフのこと)に、ビールを注文すると、ビールが運ばれてきます。
@レストラン
お客様→ビールを注文
サーバー→ビールを提供
ウェブも、これと同じ仕組みです。ウェブでは、ビールではなく、欲しい情報のHTML(URL)を注文し、サーバーは該当の情報を提供します。
@ウェブ
クライアント→情報を注文
サーバー→情報を提供
ただし、これはクライアントとサーバーのお互いが、日本語という同じ言語を使っているからこそ、成立します。しかし、アメリカのレストランで日本語を使っても、理解してもらえません。
そのため、『共通の言語』が必要となりました。それが、HTTPです。
・HTTP(エイチティーティーピー;HyperText Transfer Protocol)
→ウェブ上での『注文と提供』を実現するために作られた、共通言語。HTTPという決まりの中で、注文と提供が行われる仕組み。
@ウェブ
HTTPクライアント→HTML(URL)を注文
HTTPサーバー→HTML(URL)を提供
こうして、ウェブ上で欲しい情報を注文すると、それが提供されるようになりました。
しかし、例えばビールの情報は、世界中で何万種類もあります。これらの情報をサーバーからひとつひとつ提供されても、受け手は情報が多すぎて混乱してしまいます。
そこで、欲しい情報を整理して、わかりやすく表示してくれるサービスが必要となりました。それが、Webブラウザです。
→情報を整理して、表示のデザインや翻訳をするサービスのこと。Google、Yahoo!、Firefoxなど。
*Webブラウザが情報をデザインする流れ
①クローリング
→クローラーボットという機械が、すべてのWebサイトに目を通して、サイトの構成や文字情報を見る。
②インデックス
→①で、リンクの有無やページ表示速度、コンテンツのボリューム等を読み込んで、その情報をデータベース(インデックス)に入れる。
③ランキング
→②は、Googleのアルゴリズムにより、Webサイトの表示順位(ランキング)が決まる。
2.SEOとは?
SEOは、ランキングの上位に表示させるための対策です。そして、Googleの重視している部分を理解していれば、時代に左右されずに上位表示され続けることが可能です。
では、なぜ、Googleは無料で使えるのでしょうか?お金を払ったら上位表示させる、オークション型にしないのは、どうしてでしょうか?
もし、お金を払った情報が上位表示され続けると、ユーザーは欲しい情報や調べたいことが出てこないため、ユーザー離れが起きてしまいます。
だからこそ、Googleは『ユーザー第一の情報の表示』を重視しているのです。つまり、SEO対策は、Googleからどう評価されるかではなく、ユーザーにどう評価されるか?ということが重要です。しっかりとしたSEO対策は、ユーザー目線なのです。
*ユーザー目線について、3つのポイント
①専門性
→コンテンツを作る人に、専門知識があること。専門性とは、内部リンクが多いこと。ファッションメディア特化サイトなど、何かに特化したメディアや、専門的にある分野に特化したWebサイトが重要。
②権威性
→コンテンツを作る人やWebサイトが、そのジャンルの権威であること。同カテゴリーに対して、被リンクや引用が行われていることが権威性。この人の言うことなら信じる!と誰もが認めるWebサイトのこと。
※権威性を保つためには、オフライン(現実の世界)での評価が重要。
③信頼性
→コンテンツを作る人やWebサイトが、信頼できること。特商法の徹底や、更新頻度、直接検索からの流入数、ブックマーク登録などの施策を行うことが重要。
3.記事の制作について
ここでは、記事を書く時に重要なことを書きます。
*ロングテールキーワードを把握する
結論から言うと、記事を書く時は『ロングテールキーワード』を意識することが重要です。
キーワードの種類
・ビッグキーワード:検索数は多いが、コンバージョン数が低い。
・ロングテールキーワード:検索数は少ないが、コンバージョン数が高い。
例えば、『ダイエット』だと、以下のようになります。
・ビッグキーワード→ダイエット
・ミドルキーワード→ダイエット 口コミ
・スモールキーワード→ダイエット 口コミ サプリ
このように、ロングテールキーワード(スモールキーワード)になればなるほど、人はコンバージョンの意識が高くなります。いかにロングテールキーワードを把握するかが、SEOの勝ち筋です。
*ペルソナの設定
ロングテールキーワードで勝負するにあたり、ペルソナの設定をしなくてはなりません。
どんな人が自社サービスを買ってくれるか?どんな人が興味を持ちそうか?その人はどのように検索して、どういう記事を読みたいのか?それは、わかりません。わからないなら、自分がユーザーになりきれば良いのです。
ペルソナの設定とは、ユーザーになりきって、勝手にペルソナを作り、実際に検索するところまでやってみることが重要です。
4.誰にも負けない記事作成のコツ
誰にも負けない記事作成のコツは、9つあります。
1.6W2Hで整理する
2.タイトルを決める
3.優先順位をつけて、軽重を考える
4.肉付けする
5.個人の経験を必ず入れる
6.何度も読み返し、不要な部分は削除せずに後部へ移動
7.動画やSNS、自社制作コンテンツの埋め込み
8.口コミ、レビュー系項目の挿入
9.文法や語尾をチェック
では、詳しく見ていきましょう!
1.6W2Hで整理する
まず初めに、6W2Hを使い、要素洗い出しと構造化をします。そうすると、こうなります。
要素洗い出し→構造化
・WHO(誰が)→現役マーケターが教える
・WHOM(誰に)→これからマーケティングを学ぶあなたに
・WHAT(何を)→マーケティングを覚える3つのコツ
・WHY(なぜ?何のために?)→上達するのに苦労したからこそ、教えたい
・WHERE(どこで)→現場ですぐに役立つ
・WHEN(いつ)→今すぐに活用できる
・HOW(どのように)→オンラインで週30分で理解できるように
・HOW MUCH(どのくらい)→無料で教えます!
このように、わかりやすく構造化することが重要です。
2.タイトルを決める
記事で一番重要なのは、タイトルです。タイトルは、5つのポイントがあります。
ポイント→具体例
①日付と最新を入れる→【2020年6月最新】
②ターゲットキーワードを入れる→インスタ集客で
③自分の見解を入れる→成功できた
④読んだ後のメリットや未来像を伝える→3つの方法
⑤数字を必ず入れる→リピーター売上2倍
では、実際に比べてみましょう。
A.【絶対に必要なインスタ集客】インスタ集客の必勝法!売上増加!
B.【2020年6月最新】インスタ集客で成功できた3つの方法!リピーター売上2倍!
どうですか?どちらの記事が読みたくなるか、一目瞭然ですね😊
3.優先順位をつけて、軽重を考える
Google Adsのキーワードプランナーを使い、検索ボリュームで、実際にユーザーが検索しているキーワードを把握します。これにより、競合性を目安に、上位化のしやすさを判断できます。
4.5.6.肉付け、個人の経験、不要は後部へ
記事は、以下のように3つの部分に分けると、読みやすくなります。
*導入部分→記事タイトル、導入文
*記事本文→見出し①記事①/見出し②記事②/見出し③記事③
*まとめ部分→見出し(まとめ)、まとめの内容
この際、不要部分は削除しがちですが、文字数は重要なため、削除ではなく後半に移動します。
7.動画やSNS、自社制作コンテンツの埋め込み
動画やSNSの埋め込みも重要です。加えて、自社制作コンテンツは、例えば、自社サービスの五角形のグラフ等を埋め込むなどです。
8.9.口コミ、レビュー項目の埋め込み/文法や語尾をチェック
口コミやレビューを埋め込みます。また、ユーザー目線で、語尾の『ですます』を統一します。
以上が、誰にも負けない記事を書くコツです。
参考になれば幸いです🤓
MUP🐇
Keisuke