Output Week27【事業投資】
今回は、事業投資について書きます。事業投資は、経営センスが重要な要素になってきます。経営センスは、キャッシュインカムを増やすためには非常に重要です。
お金の稼ぎ方は、以下の3つです。
①TIM:時間がお金になる。時給、工数報酬
②RIM:結果がお金になる。インセンティブ、成果報酬
③KIM:知識がお金になる。リスクエクスチェンジ
このように、まずはTIMからRIMになること。そして、RIMからKIMに行ける、ということになります。つまり、まずはお金を作り出すことが重要であり、そのために経営センスが必要なのです。
では、具体的にどんな経営センスを発揮していけば良いのか?詳しく書いていきます。
<今日のmenu>
1.なぜ、店舗ビジネスなのか?
2.成功例①ハイボールからあげ
3.成功例②エステサロン
4.成功例③美容院
5.投資で一番重要なこと
<このブログで得られること>
・店舗ビジネスをやるとはどういうことかがわかります。
・飲食店の経営センスが学べます。
・エステサロンの経営センスが学べます。
・美容院の経営センスが学べます。
では、スタート!
1.なぜ、店舗ビジネスなのか?
事業投資では、やりやすいものからやる、ということが重要です。やりやすいものを、確実にやる。そう考えた時に、何をやるか?それは、『店舗ビジネス』です。店舗ビジネスは、地に足をつけてやれることであり、仕組み化の部分では経営センスがとても大切になってきます。この、センスの部分をしっかり見ていれば、失敗することはありません。
では、どのように店舗ビジネスを行い、成功し、拡大していくのか?MUPの竹花さんの実体験を参考にして、成功例をいくつか見ていきましょう。
2.成功例①ハイボールからあげ
ハイボールからあげは、その名の通り、ハイボールとからあげのお店です。経営状況は、下記を参照してください。
*累計コスト:−560万
*累計利益:116万
*過去半年間平均売上:11万
*損益分岐点:3.3年
*ROI:4.1年
このようになっています。では、どのように経営していったのか?以下の流れでひとつずつ見ていきましょう。
①コンセプト
→コンセプトは、◯◯専門店、◯◯のお店、という風に、一目で何のお店なのかがイメージできるようにする。店名が松尾屋とかだと、何のお店かわからないため、話題になりにくい。イメージを視覚的にわかりやすくするために、ロゴマークを看板に掲載する。
②立地
→結論から言うと、チェーン店の近くにする。チェーン店はまとまったお金をかけて、立地条件を調べているので、それを真似してチェーン店の50メートル以内の物件にする。また、夜間でもデリバリーで稼げる商圏にする。
③物件
→物件は、完全居抜きが絶対条件。また、カウンター席はお客様と仲良くなれるので、必須。座席数は20席以内をひとりで運用。
④契約
→店舗解約事前告知期間は、半年以内の物件にする。ここのところは、きちんと契約前に確認しておく。また、お店のオーナーには半年間給料25万円保証。投資家は利益の30%、投資回収後は50%をもらえる契約。
⑤価格
→マクドナルドのように、セット販売価格を設定する。お一人様のために、一個単位で注文できるメニューも用意する。また、月1万円で2時間飲み放題などのサブスクモデルも、必ず準備する。値段設定は、相場より20%高くする。
⑥メニュー
→メニューには、必ず辛いものを用意する。また、ドリンクで稼げるように、塩っ気が多い味付けにする。原価を下げるために、からあげの他に、鶏肉を使ってさっぱりしたメニューを作る。
⑦認知
→ランチタイムにからあげ定食を出す際、小グラスにビールをつけて強制的に提供。すると、サラリーマンの間で話のネタになり、口コミが拡散していく。
⑧リピート
→店内におもちゃを置いて、お客様と仲良くなるきっかけを作る。また、例えば、サイコロを振って奇数ならドリンク一杯サービス、偶数ならお客様にテキーラショットを飲んでもらうなどのゲームを作る。ハイボールはボトルで提供し、お客様がセルフサービスで作ってもらうことで、テーブルを回らなくて良い仕組み。入り口にアロマを置いて、ニオイ対策。トイレにはマウスウォッシュを置く。
⑨利益管理
→固定費(人件費)を徹底排除できる仕組み。ワンモアドリンクのお声掛け(次、何にしますか?)の徹底。デザートメニューで、単価を上げる。
このように、口コミをいかに増やして、認知を拡散するか?また、お客様といかに仲良くなるか?という視点で経営センスを見ていった結果が、成功につながっているのです。
3.成功例②エステサロン
エステサロンでは、以下の施策がポイントです。
①サブスク&回数券の営業力
→エステサロンは、毎回来るのではなく、サブスクモデルにすることで、お客様から会費をいただくイメージ。そして、回数券で10回券を買った方がお安くなりますよ、と営業する。この営業力がとにかく大事。
②お客様との定期的なイベント開催(BBQや女子会など)
→エステは、1時間ほど会話をする時間がある。そうすると、友達みたいに仲良くなる。そうなると、広告宣伝費をかけずにお客様が口コミをしてくれるようになる。つまり、広告宣伝費として、イベントを開催した方が良い。
③インスタグラマーブランディングの徹底(ブランディングの獲得)
→エステサロンは、キレイな人が利用しているだけで、ブランディングになる。そのため、インスタグラマーにDMで無料で施術させてもらえないか打診する。そのかわり、色々なコンテンツを作らせてもらう。今は情報のファーストタッチはインスタやSNSなので、このようなブランディングをやるべき。
このように、お客様と仲良くなって口コミを拡散すること。インスタグラマーを起用したブランディングが経営センスでは重要です。
4.成功例③美容院
次は、美容院での事例です。美容院での経営センスには、以下のポイントがあります。
①異次元体験の徹底
→例えば、高級な料亭の牛丼は、一杯5,000円。それは、目の前で作るというエンターテインメントが付加価値になっている。美容院も、この視点を持つ。
②徹底的なリピーターの獲得施策
→来店されたお客様と、インスタのアカウントを交換。ここでは、お店のアカウントではなく、スタッフの個人アカウントを交換。
→お客様の名前とアカウント名、来店した日をデータベースに入力。
→その日の夜に、友達風にお礼のDMを送る。
→それから毎月一回、その方の投稿に簡潔なコメントを入れる。『美味しそうですね!』とか、『私も行ってみたいです!』とかでOK。この時、来店を促すような営業っぽいコメントは一切しないこと。
③エンターテインメントの付加価値をつける。
→お客様に、シャンパンを出す。こうすることで、お客様はインスタに投稿したくなる。
また、おしぼりにアロマをつけるため、どの香りが好きか選んでいただく。そして、選んだ香りをデータベースに入力し、次回来店時にそのアロマをつける。その他、ヒールを脱ぐ方のためにスリッパを用意しておく。
このような施策を行うことで、美容院は80%が何となく選んでいるので、お客様の獲得が出来る。人は、お店に来るのではなく、人に来る。
5.投資で一番重要なこと
投資で一番重要なことは、稼ぐことではなく、『自分のライフスタイルをデザインすること』です。
10歳〜20歳前半→敷かれたレール
70歳以降→老後
そして、
※20歳〜70歳→ここを、どうするか?
つまり、しっかりと人生をデザインすること。そのためには、自分でお金を作り出す能力、そして、仕事を楽しむ能力が重要なのです。
次回は、経済投資について書きます!
それでは!
MUP🐇
Keisuke