心理カウンセラーがMUPで学び狂うブログ

心理カウンセラーのKeisukeが、MUPrabbitで学び狂い、アウトプットをしまくる魂のブログです!

Output Week21【ビジネスチャンスの見つけ方】

私たちは、会社で働いて、毎月30万〜40万円を稼いでいます。しかし、コツコツ稼いでも、現状のままでは経済的幸福感は一生味わえません。

 

しかし、この30万円を300万円にしていくとき、どのようにその仕組みを作るのか?そして、いかにその仕組みができそうなもの(ダイヤの原石)を見つけ出すか?が重要です。

 

今回は、ビジネスの見つけ方について書きます!

 

<今日のmenu>

1.ビジネスチャンスの見つけ方

2.裏側の真実を見る

3.提案する

4.事業成功のための戦略立案

5.事業を作るときに重要な3つのポイント

 

<このブログで得られること>

・ビジネスチャンスを見つけるポイントがわかります!

・日常生活の中から不を見つけ出すスキルが身につきます!

・不→提案までの流れをつかめます!

・事業を成功させる戦略立案の思考が身につきます!

・事業を作るときに重要なポイントが理解できます!

 

それでは、スタート!

 

1.ビジネスチャンスの見つけ方

結論から言うと、ビジネスチャンスは、どこにでも石ころ以上に転がっています。既存のビジネスは、不満、不安、不経済的、不平等、不利益といった、『不』を解決するために存在し、人々はこの『不の解決』に対してお金を支払っています。

 

では、今の生活で、『不』を感じない日はありますか?きっと、ないと思います。ということは、日常にはまだ不は存在していて、それこそがビジネスチャンスなのです。

 

では、どうやって不を見つけてビジネスにつなげるのでしょうか?その方法は、『裏側の真実を見ること』です。

 

2.裏側の真実を見る

ここからは、MUPの竹花さんが、フィリピンで働いていたときのエピソードを引用して書いていきます。

 

物事には、以下のふたつの真実があります。

 

Surface Fact:表面上の真実

②Reverse Fact:裏側の真実

 

例えば、フィリピンの街は、このような特徴があったそうです。

 

Surface Fact

・広告看板が多い

・病院での待ち時間が長い

・病院の中がキレイ

・病院には高級車が乗り付ける

 

↑この真実から、裏側の真実を見ると、こうなります。

 

*Reverse Fact

・無駄な広告費→不経済的

・病院での待ち時間がイライラする→不満

・貧乏な人が多いのに、病院には高級車が乗り付ける→不平等的

 

↑このように、裏側の真実を見ると、『不経済的』『不満』『不平等的』という不が見えてきました。

 

次に、『なぜこの不が起きているのか?』という視点でWHY?を探求します。そうすると、竹花さんは屋外の看板広告より、病院内に広告を出した方が良いのではないか?と気付いたそうです。看板広告は競合が多くて不経済的。でも、病院は富裕層が多く、待ち時間を持て余しています。そこで、竹花さんは、次のように提案を作りました。

 

3.提案する

竹花さんは、まず看板広告を出しているクライアントに向けて、病院内に広告を出すことで解決できる3つのことを提案しました。

 

クライアントに対して解決できる3つのこと

①効果の効率化

②コスト削減

ブランディングアップ

 

では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう!

 

①効果の効率化:自分の必要なターゲットにのみリーチできる。

→マス広告は、たくさんの人々にリーチして、実際に購入につながるのはそのうちの一部の人だけです。そして、たくさんの人々にリーチしたことに対してお金を支払うため、マス広告は費用がとても高いです。

 

一方、病院内広告なら、クライアントのターゲットが富裕層だった場合、直接ターゲットにリーチすることができます。病院はお金持ちの人々が集まる場所だからです。つまり、狙った人々にリーチすることが出来、費用も少なくて済みます。

 

また、タイムボリューム(View Time)といって、『人々が何秒その広告を見たのか?』という点も、大きな違いになります。例えば、大通り沿いの看板広告は、タクシーだと5秒ぐらいしか見れないため、情報が少ない看板しか載せることができません。しかし、病院内広告なら、待ち時間が1時間としたら、1時間も広告を見てもらうことができます。つまり、広告の情報量を増やすことが出来、教育広告的な展開をすることも可能となるのです。

 

②コスト削減:広告費を減らすことができる。

→広告費についても、以下のような違いがあります。広告主をA社とすると、

 

*大通り沿いの看板広告

→1ヶ月に400万人の人が大通りを通る。(リーチできる)

→そのうちの30%(120万人)が、看板広告を見る。

→そのうちの10%(12万人)が、A社の看板広告を見る。

→広告費は、月120万円。

 

*病院内広告

→500クリニックで、合計25万人にリーチできる。

→そのうちの50%(12万5千人)が、病院内の広告を見る。

→そのうちの100%(12万5千人)が、A社の病院内広告を見る。

→広告費は、60万円。

 

このように、病院内広告は、看板広告の半分の広告費で、効率的なリーチが可能となるのです。

 

ブランディングアップ:病院内に広告を置くことによるブランディングアップが可能。

→これは、ドクター◯◯商法といって、ドクターのイメージをつけることで、その商品にブランディングをつけることができる、というものです。

 

例えば、『ドクター監修』の商品と、何も書いていない商品は、どちらの方が良いイメージを持ちますか?おそらく、前者だと思います。このように、ドクターのイメージがあるだけで、商品自体のイメージもアップします。

 

以上が、竹花さんが行った提案内容です。そして、提案内容ができても、事業が成功しなければ意味がありません。そこで、事業を成功に導くための戦略が必要となります。

 

4.事業成功のための戦略立案

このビジネスは、『病院の空きスペースを借りて、そのスペースを企業に売る』というサービスです。企業は、そのスペースに広告を出します。この事業を成功に導くための戦略は、以下の3つです。

 

①無在庫商法

②独占契約

③競合排他

 

では、詳しく見ていきましょう!

 

①無在庫商法

→これは、病院に対して、『このスペースを売ってください。今はまだお金は払えません。今からこのスペースを売りに行くので、売れたらその売上からお金を支払います』というやり方です。この方法のメリットは、いくら契約しても、費用も出費も発生しないことです。

 

②独占契約

→これは、『弊社以外にこのスペースを売らないでください』というものです。病院側からすると、病院内にポスターを貼るだけでお金が入ってくるビジネスなので、待っていれば良いだけです。こうして、マニラ中のクリニックのスペースを確保したそうです。

 

③競合排他

→これは、広告を出したい企業向けの戦略です。売り方は年間契約で、御社が広告を出さないなら、他社に売りますよ、という方法です。年間契約にすることで、経営の安定性が生まれ、競合が来たくても来れないというクライアント側のメリットがあります。

 

これが、事業を成功に導くための戦略です。

 

5.事業を作るときに重要な3つのポイント

最後に、事業を作るときに重要なことが3つあります!

 

①新しいものを探すな!

②ターゲット層を絞るな!

③種(シード)はどこにでもある!

 

では、詳しく見ていきましょう!

 

①新しいものを探すな!

→結論から言うと、『新しい大発明は生まれない時代になっている』ということです。事業を作る際、何か新しいサービスを見つけたくなりがちですが、それをしてはいけない、ということです。

 

では、どうするのか?

 

それは、『情報と情報をつなぎ合わせること』です。とにかく情報に触れて、あるものとあるものを掛け合わせて、重なった部分(機会)が、ビジネスチャンスに進化するイメージです。

 

②ターゲット層を絞るな!

→事業を作るとき、『顧客ターゲットを絞りましょう!』ということをよく聞くと思いますが、それをしてはいけない、ということです。

 

どういうことか?と思いますよね。それでは、フィリピンの病院内広告ビジネスで引用しましょう。

 

まず、『ターゲットを絞る』という観点で、広告を出してくれそうなターゲットの業界を考えてみましょう。

 

例えば、製薬業界、不動産業界、アパレル業界、フード業界など。色々出てくると思います。そして、実際はトップクライアントは以下のような順番だったそうです。

 

1位→不動産PR業界(時間と所得にリーチ)

2位→自動車メーカー業界(所得リーチ)

3位→健康器具業界(健康意識にリーチ)

 

これは、『ニッチ戦略』と『ターゲットを絞る』は違う、ということでも説明ができます。

 

例えば、バーを経営するとして、お酒のメニューを考えます。ウィスキーやワイン、日本酒にカクテル。これらをすべて用意すると、コストが高くなります。そのため、カクテルに特化して、最低コストで勝負するとします。

 

ここでダメなのが、『カクテルが好きそうな人にターゲットを絞る』ということです。カクテルが好きなのは、女性で、30代で、、、とターゲットを絞ることは、損失につながります。

 

では、ニッチ戦略とは何か?それは、『自分がかけられる最低コストで勝負して、その中から最大のマスを取ること』です。カクテルが好きなのは、男女関係なく、年齢も関係ありません。ターゲットを絞るということは、カクテル好きな男性を排除し、30代以外の客層の損失になってしまう、ということです。

 

③種(シード)はどこにでもある!

→これは、ビジネスチャンスのところと同じく、どこにでもビジネスの種は転がっているということです。そのことを意識して、日々の生活を過ごしていれば、ビジネスチャンスに気付きやすくなるはずです。

 

まとめると、日常生活の中にある不を見つける習慣と、ビジネスチャンスは石ころ以上に転がっている意識を持つことが重要である、ということです。

 

将来事業をしたい方は、これらのことを意識して、生活してみてはいかがでしょうか?

 

それでは!

 

MUP🐇

Keisuke