Output Week16【財務スキル〜PLについて〜】
突然ですが、財務とは、何でしょうか?
例えば友達と出掛けて、ランチをしている時。今話題のお店が本当に儲かっているのかとか、自分がお店を出すとしたら、儲かるのかとか。そういったことを感覚的ではなく、数字に落とし込むスキルが、財務スキルです。
今回は、損益計算書(以下、PL)について、書きます。
PLがわかるようになると、自分が経営するだけじゃなく、自分が投資をする時にも、この会社はこうやって儲けが出る仕組みなんだなということが全部わかってきます。
*PLを理解する
→自分で事業をすることができる。
→他の事業をしている人の状況がわかる。
→投資ができるようになる。
<今日のmenu>
1.PLの利益の種類
2.売上総利益とは
3.営業利益とは
4.経常利益とは
5.税引前当期純利益とは
6.当期純利益とは
<このブログで得られること>
・PLとは何かがわかります!
それでは、スタート!
1.PLの利益の種類
損益計算書(PL)とは、一定期間の経営の成績表(利益)です。例えば、一年間でいくら利益を出したか?ということです。
PLの仕組みは、『収益と費用を比べて、利益(または損失)を出すということです。そして、PLには、下記のようにいくつかの利益の種類があります。
・営業利益
・経常利益
では、ひとつずつ見ていきましょう!
2.売上総利益
売上総利益は、本業の利益(売上高から売上原価を差し引いて算出)のことです。
例えば、コーヒー屋さんで、一杯のコーヒーが200円、原価が50円だとすると、以下の計算式で算出できます。
売上総利益=売上高−売上原価
売上→200円
原価→50円
売上総利益→150円
これが、売上総利益です。
3.営業利益
営業利益は、売上総利益から、販売費と一般管理費(以下、販管費)を差し引いて算出します。
コーヒーを売るためには、人、場所、集客が必要です。お店の従業員の給料や、広告宣伝費、店舗の賃料など、商品を販売するための間接的なコストを引いたものが、営業利益です。
4.経常利益
経常利益とは、本業で獲得した利益に、本業以外で獲得した収益と費用を加算して算出します。
経常利益=営業利益−営業外損益
例えば、イベントスペースとしてお店を貸し出す時の利用料だったり、株の売買、利息収支など、本業以外で毎月継続的に発生する利益を加算したものが、経常利益です。
5.税引前当期純利益
税引前当期純利益とは、当期に発生した全ての事象を加味した利益です。
例えば、複数店舗を持っていて、そのうちのひとつの店舗を売却して得た利益や、キッチンがいきなり故障して、その修理費用などです。毎月ではなく、単発的、突発的な損益を加味したものになります。
6.当期純利益
当期純利益とは、当期に発生したすべての事象を加味した利益に、税金分を引いたものです。
まとめると、PLとは、収益から費用を引いたものです。
収益→売上高、営業外収益、特別利益
費用→売上原価、販管費、営業外費用、特別損失
以上、PLについてでした!
MUP🐇
Keisuke
Output Week15【SNSマーケティング後編】
前回は、インスタグラムのすごさについて書きました。そして今回は、インスタグラムを使って集客がきちんとできている店舗と、できていない店舗の違いは何か?ということについて書きます。
今の時代、サラリーマンでも、個人事業主でも、経営者でも、これから起業したい人でも、SNSがなければ絶対に成功しません。
では、インスタグラムの運用で成功するために、どういうことをしていかなければならないのか?このポイントをしっかりと押さえましょう!
<今日のmenu>
1.インスタグラムの運用のポイント
2.インスタグラムで、絶対にやってはいけないこと
<このブログで得られること>
・インスタグラムの運用方法が理解できます。
・インスタグラムで失敗しない方法がわかります。
それでは、スタート!
1.インスタグラムの運用のポイント
インスタグラムの運用で、やるべきことは以下の5つです。
①全体の構造理解
②プロフィール
③コンテンツ(画像・文章)
④ハッシュタグ理解
⑤実際の運用
①全体の構造理解
インスタグラムでは、お店のオフィシャルページを作るより、個人のインスタグラムで、時々お店の紹介をする運用を心がけましょう。
企業アカウントにフォローされても、あまり興味を持たれませんが、個人アカウントにフォローされると、気になって色々見てしまう人は96%になると言われています。企業アカウントにフォローされると、広告に見えてしまい、そのアカウントに見に行かないのです。
オフィシャルページは、ブランディング用途であり、マーケティングや集客用途ではないため、企業アカウントで集客しても効果はありません。しかし、ほとんどの企業は、ブランディング用アカウントで集客しようとするから、フォロワーが増えないのです。
まずは、使用用途をしっかりと考えてアカウントを作ることが重要です。
*ブランディング用途→お店のオフィシャルアカウント
*集客・リピーター獲得用途→お店のスタッフのアカウント
スタッフのアカウントは、人間味があるため、ユーザーとの間に相互フォローが起こります。ここで、スタッフアカウントが、たまに『お店に来てね!』とオフィシャルアカウントに誘導します。すると、お客様は、そのスタッフに会いに来るのです。
人は、お店に来るのではなく、人に会いに来ます。これは、ビジネスの根幹です。インスタグラムを運用する前に、このことを理解していなければなりません。経営者や事業主であれば、なおさらです。このことを理解していないから、オフィシャルアカウントで集客をしてしまっているのです。
そのため、スタッフにインスタグラムの運用方法を徹底的に教えなくてはなりません。では、どうやって教えていくのか?
・『◯◯_official』などのアカウントは、ブランディング目的では効果的ですが、集客目的では効果的ではありません。そのため、お店の中で1人運用者を決めて、その人が運用する流れにします。それに伴い、プロフィールにも個人の名前を入れた運用をします。
・そして、その後の運用は、6枚に1枚は、その運用者を必ず写した写真の投稿を意識します。そうすることで、人間味が出て、コメントやいいね!をされやすくなります。一番重要なことは、とにかく人間味を意識した運用をすることです。
②プロフィール
プロフィールの記載は最重要項目です。なぜなら、プロフィールを見て5秒以内の離脱率が74%だからです。プロフィールを見た100人中74人が離脱する、ということです。逆に言うと、5秒以内に読まれるプロフィールにすれば良いということです。
*5秒以内に読めるプロフィールのポイント
・誰に向けたプロフィールなのか?
・興味を引きつけるタイトルか?
・URLの導線誘導は完璧か?
・箇条書きになっているか?
・英語は使わない。
↑これらを意識すると、5秒以内で読まれるプロフィールを作ることができます。
③コンテンツ(画像・文章)
〜画像〜
・写真は、9枚ごとの色を統一する。
→写真1枚1枚の単体で見るのではなく、集合体として見た時の写真の雰囲気が重要。
・背景を多めに撮る。
→6歩バックの法則。人を大きく写すのではなく、ライフスタイルがわかるようなレイアウトで写真を撮る。
・アイテムや料理も遠めに写す。
・集合写真、自撮りはモデルの人以外はNG。
→インスタグラマーは、3人以上で写っている写真は無い。
・ストーリー性を持たせる。
→カフェとか、グルメとかを混ぜない。
・6枚に1枚は自分の顔を入れる。
→このアカウントは誰が運用しているかを示すため。
〜文章〜
文章のコンテンツは、フォローを外されないために、最も重要です。そのためには、
*学べる投稿
*共感できる投稿
↑このふたつの要素が大事です。
例えば、
①パンケーキ美味しかった!
②パンケーキ美味しかった!ふわふわの秘密は、水じゃなくてサイダーを使うのがポイントらしいよ!
①のような投稿は、学べたり共感されたりしない投稿のため、フォローを外されてしまいます。②のような投稿は、学べる要素が入っているため、フォローを外されることはありません。
④ハッシュタグ理解
ハッシュタグは、5個で、同キーワードを2つ含めることが最適です。例えば、
#映画#映画鑑賞
などです。これにより、インデックスされやすくなります。
ハッシュタグは、なぜつけるのかというと、インスタグラムが投稿をカテゴライズするためです。ひとつの投稿に色々なハッシュタグをつけると、インスタグラムはこの投稿が何の投稿なのかがわからず、ハッシュタグが反映されなくなります。
⑤実際の運用
店舗ビジネスにおけるインスタグラムの運用は、以下の5ステップです。
1.フォロー施策
→来店されたお客様に、インスタグラムのアカウントを持っているか聞くorインスタフォローで5%オフなどの特典を用意して、フォローしてもらう。
2.リスト管理
→フォローしてくれたお客様のインスタグラムのアカウントを、エクセルなどでアカウント名を一覧化して管理する。
3.コメント、DM実施
→月中、月末など、定期的にそのお客様の投稿にコメントをする。ビジネス感を出さずに、人間味のあるコメントを意識する。コメントする時は、丁寧な言葉もしない方が良い。あくまで友人として、友達感覚でコメントする。
例→素敵ですね!いいですね!おいしそうですね!これだけでOK🙆♂️
4.継続認知
→3をすることで、ビジネス感のない親近感を持たれるアプローチが出来、忘れられない。
5.再来店獲得
→上記を継続することで、再来店やリピーターの獲得につながる。また、インスタグラムのアルゴリズムでは、コメントやいいね!などの『つながり度』や『関わり度』が高い人の投稿がフィード上位に出る。そのため、自分の投稿もしっかりと見られるようになり、期間限定キャンペーンなども見逃されにくくなる。
2.インスタグラムで、絶対にやってはいけないこと
結論から言うと、インスタグラムで『商品の宣伝』をしてはいけません。これをすると、フォロワーが減ってしまいます。
例えば、『新商品が出ました!今なら1万円引きです!』はNGです。そうではなく、『今日はこんなコーデをしてみました!興味があったらサイトを見てみてね!』だと、OKです。
フォロワーが自然にあなたのファンになり、自然にあなたの身の回りの物のファンになることが、一番良いインスタグラムの運用なのです。
以上、インスタグラムの運用についてでした!
それでは、また!
MUP🐇
Keisuke
Output Week14【SNSマーケティング前編】
今回は、SNSマーケティングについて書きます!結論から言うと、SNSマーケティングで一番集客ができるのは、インスタグラムです。
それはなぜか?という話をする前に、まずはSNSとは何か?というところから書いていきます。
<今日のmenu>
1.SNSとは何か?
2.インスタグラムとは?
3.インスタグラムをビジネスで活用する方法
<このブログで得られること>
・SNSとは何かが理解できます!
・インスタグラムのすごさがわかります!
・インスタグラムをビジネスでどう活かせば良いかがわかります!
それでは、スタート!
1.SNSとは?
SNSとは、Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)の略であり、登録した会員同士が交流できる、Webサイトの会員制サービスのことです。
*SNSの利用者
SNSは、国内では4人中3人がSNSを利用しています。2012年では、SNSの利用者の約8割が10代〜30代で、若者しか使っていないと言われていました。しかし、2017年では、10代〜30代は約6割となり、約4割が30代以上となりました。つまり、SNSは若者だけでなく、30代以上の人も使う時代になったのです。
*SNSでの情報取得
SNSは、欲しい服や行きたい場所など、様々な情報を探し、購買や来店のトリガーとなっています。これは、ビジネスをする側としては、『SNSに露出しない商品やサービスは、誰からも知られない時代になったということです。
SNSでフォローしている人に影響されて、実際に何かを購入したことがある人は、78%というデータもあります。私達は、ファッションや、飲食、美容、インテリア、旅行など、SNSで誰かに影響されたことが購買につながっているのです。
*SNSの拡散スピード
SNSによる拡散スピードは、非常に重要です。SNSのつながりだけで、話題性のある『コト、モノ、バショ』が、一瞬で世界中に伝わるからです。
数年前までは、Aさんが持っている情報がBさんに伝わり、数日後にBさんからCさんに情報が伝わる、というスピード感でした。
しかし、現在では、Aさんがインスタグラムで1タップするだけで、BさんCさんDさん、、、という風に、一瞬で情報を拡散できるのです。
*オークションマーケティングが終わり、クオリティマーケティングの時代へ
これまでは、オークションマーケティングといって、莫大なお金をかけてマーケティングを行っていました。今は、大企業や中小企業関係なく、センスやアイデアが今後のマーケティングのキーポイントになります。
つまり、センスやアイデア次第で、SNSで一気に拡散できるため、中小企業や個人が大手企業に勝てる時代なのです!
2.インスタグラムとは?
インスタグラムは、数あるSNSの中でも、特に勢いがあります。月間アクティブユーザー数が、一番伸びているからです。しかも、若者だけでなく、30代、40代、50代以上といった幅広い年齢層のユーザーが増えています。
月間アクティブ率もダントツの一位で、インスタグラムは平均2〜3時間に一回、アプリを開いていると言われています。電車でスマホを見ている人は、インスタグラムをしている。それぐらい使われているSNSなのです。
*インスタグラムでできること
インスタグラムでは、様々なことができます。
・ストーリー:24時間で消える投稿
・インスタライブ:生放送を配信
・投稿:お気に入りの写真やテキストデータを投稿
・DM:メッセージのやりとり
・検索:ハッシュタグを使って情報を検索
*なぜ、インスタグラムのハッシュタグ検索がすごいのか?
情報を検索する際、Google検索だと、文字が並んだり、画面の切り替わりが多いというデメリットがあります。また、ホットペッパーや食べログの検索だと、ヤラセのコメントが多く、情報の信憑性がイマイチわかりません。
しかし、インスタグラムのハッシュタグ検索は、それらの心配がありません。
ハッシュタグ検索をすれば、位置情報から近いお店が出てきたり、他の人の生の声がリアルタイムで見れたり、お店の雰囲気が一目でわかります。
インスタグラムのハッシュタグ検索で、『#福岡 カフェ』と検索
→たくさんの画像が出てきて、直感的にお店の雰囲気がわかる。
→お店をタップすると、そのお店に行った人の投稿が表示される。(リアルな口コミ)
→お店に行くと決めたら、地図をタップ。
→Google MAPが開き、お店まで連れていってくれる。
このように、情報の取得だけでなく、実際にそのお店に行くところまでデザインされているのです。
*インスタグラムが生活に必要不可欠な理由
インスタグラムは、流行り廃りはありません。インスタグラムのユーザーが、この先他のアプリに乗り換えることは、ありません。Facebook社の資本力と技術力があれば、インスタグラム以外のアプリに行く理由がないからです。
そして、もはやインスタグラムはSNSではありません。ライフスタイルアプリです。飲食店を探すホットペッパー、モノを買うAmazon、利用者の口コミを見る食べログ、これらの機能は、既にインスタグラムに備わっています。こんなに便利なアプリは、流行り廃りはありません。
それほど、インスタグラムを中心に、色々な購買や行動がつながっているということです。今後ビジネスをやるのであれば、インスタグラムを知っておかなければ、必ず失敗すると言っても過言ではありません。
インスタグラムは、それほど重要なのです。
3.インスタグラムをビジネスで活用する方法
インスタグラムのすごさがわかったところで、次に、お店側は、インスタグラムをどうやって活かしていけば良いのか?について書きます。
インスタグラムで、いかに売上を上げるのか?という内容です。それには、インスタグラムの特徴を理解することが重要です。
〜インスタグラムの特徴理解〜
①コミュニティ
②永続広告
③自然広告
④教育広告
では、ひとつずつ見ていきます!
①コミュニティ
→インスタグラムは、興味、地域、ライフスタイルが似ている人々がフォローしてきます。つまり、自分に興味を持ってくれるコミュニティが、自分のアカウント上に構築されるということです。
②永続広告
→インスタグラムで一度フォローされると、自分が今後投稿する度に、その人たちに継続的にリーチができる『自社媒体の構築』が可能だということです。
広告には、単発広告と永続広告があります。
単発広告:その都度、手間とコストがかかる広告。
→チラシ、TV、ラジオ、情報サイト、リスティング、イベント、メディアなど
永続広告:継続的にリーチができる広告。
→自社SNS、自社ブログ購読、会員制サイト、メルマガ登録など
永続広告は、難しいと言われていますが、その中でも一番難易度が低いのが、自社SNSなのです。
③自然広告
→永続広告は、プッシュ広告とプル広告があります。
プッシュ広告:相手に『見て下さい!』という広告。ノイズ表示
→メルマガ、DM、LINE@等
プル広告:相手が見にくる広告。自然表示。
→インスタグラム
インスタグラムで投稿すると、相手が投稿を見にきてくれます。そして、見にくる情報は、脳に残りやすいと言われています。
インスタグラムは、永続広告であり、非常に価値が高い広告です。さらに、自然表示のため、脳に残りやすい広告です。しかも、無料です。
結論、インスタグラムは、広告で一番適しています。
④教育広告
→インスタグラムは、チラシやホットペッパーの1ページだけではできない『教育広告』が可能です。
お客様は、色々なことを知りたがる反面、とても面倒くさがりです。どんなお店なんだろう?どんな人が作っているんだろう?どんなブランドなんだろう?と色々知りたいのです。
しかし、わざわざホームページを見ることはしません。そこまでするのは面倒だからです。そんな知りたがりのお客様に、チラシやホットペッパーの1ページで広告を出しても、伝わりません。
だからこそ、インスタグラムでの『継続的な発信』という『教育広告』が重要です。特に、商品やお店の想いや、コンセプト等、ストーリーを持たせた発信をすることが大切です。
お店側としては、価格勝負にならないように、商品への想いやコンセプトを伝えなくてはなりません。そのためにも、教育広告で発信していくのです。
これで、インスタグラムの重要さは理解できたと思います。次回は、実際にどうやって運用していくのか?について書きます。
それでは、また!
MUP🐇
Keisuke
Output Week13【MEOを制する者は、莫大な収益をあげる!】
今日は、MEOについてのお話です!
MEOは、Googleが一番注力しているサービスです。実際、これまで飲食店を探すときに、ぐるなびや食べログを使っていた人が、MEOを使うようになっています。つまり、この流れに乗り、MEOを制する店舗は、莫大な収益をあげることができるのです。
飲食店以外でも、美容室やヨガの先生など、MEOは多くの方にとって重要です。どんなに優れたスキルを持っていても、お客様が来なければ、そのスキルを発揮することはできません。スキルを高める練習をするよりも、その時間を集客に使う方が大事です。店舗ビジネスにおいて、一番重要なことは、お客様がお店に来るということです。
今回は、MEOを使って、いかに集客をするかというお話です!
<今日のmenu>
1.MEOとは何か?
2.MEOで、10位以内に入る方法
3.MEOを始める前に重要な3つの分析
4.MEOスタート後の施策について
<このブログで得られること>
・MEOとは何かがわかります。
・MEOの運用方法がわかります。
・MEOを始める前に何をすれば良いかがわかります。
・MEOスタート後に何をすれば良いかがわかります。
では、スタート!
1.MEOとは何か?
MEOとは、例えばGoogleで『福岡 カフェ』と検索したときに、Google MAP上であなたのお店にピンが立って探してもらえることです。一言で言うと、『あなたが普段お店を探す方法が、お客様があなたを探す方法』だということです。
上記の『福岡 カフェ』のように、『エリア』と『業種』で検索する人は、74%がMEOを見ると言われています。つまり、MEOは、『目的意識がハッキリしている人への集客が可能です。MEOを使えば、明日の集客や、即時集客が狙えるのです。
〜SEOとMEOの比較〜
SEO→上位表示されたサイトをひとつひとつ開いて比較するため、時間がかかるし、待ち時間が面倒。
MEO→比較がとても簡単で、短時間で見比べることができる。
そして、MEOは、『検索でトップにならなくても、10位以内に入れば良い』と言われています。10位以内であれば、Google MAPで優位的にピンが立つからです。実は、6位への表示が一番最適とされています。
では、MEOで10位以内に入るには、どうすれば良いのでしょうか?
2.MEOで、10位以内に入る方法
ここでは、MEOで10位以内に入るための方法を、優先度が高い順番で話します。
優先度①MAP掲載
→自分のお店が、きちんとGoogle MAPに掲載されているか?
優先度②比較対策
→MEOは、10位までのライバルとの戦い。ホームページはしっかりしているか?口コミやコンテンツは、しっかりしているか?
優先度③掲載順位
→1位にならなくても良い、ということ。
Googleに、裏ワザはありません。そのことを頭に入れて、サイトの内部施策(自分達でできる対策)をしっかりと行うことが重要です。
内部施策①GET HIGH REVIEWS
→評価を高く、多くもらう
内部施策②CONSTANT UPDATE
→日々のアップデート
そして、上記に加え、3つの外部施策も重要です。
外部施策①TRUSTED by Google
→被リンクを増やし、Googleから信頼される
外部施策②POPULAR ON Google
→メンションされ、話題となっている
外部施策③HP ACCESS GAIN
→ホームページへのアクセスが多く、滞在時間が長い
日々のアップデートは、Googleに『私のお店は、閉店していませんよ』ということをアピールするために行います。投稿を頻繁に行うことで、上位表示されるようになります。
MEOは、1日1分の運用の継続が、莫大な利益をもたらします。
・情報を定期的に発信
・質問や評価には返信
・友人のSNSやブログで、シェアを依頼
(レビュー、メンション、リンク等)
↑この3つが、1日1分でできる運用です。
3.MEOを始める前に重要な3つの分析
MEOを始める前には、この3つの分析をすることが重要です。
①エリア分析
→対象エリアで、どのようなキーワードを使い、どれくらいの人が毎月お店を探しているか等を分析すること。
②競合分析
→競合となるお店が、各キーワードで、どれくらいMEOに評価されているか?そして、その掲載順位を狙うことができるかを分析すること。
③キーワード分析
→①②を踏まえて、最終的にどのキーワードを使ってMEO対策をすべきかを分析すること。
これらを分析してから、MEOを始めます。そして、一番重要なことは、月間検索回数ではなく、『最終リーチ数』で判断することです。
序盤でお話したように、いくら検索回数が多くても、サイトに来てもらえなければ意味がありません。だからこそ、最終リーチ数が最大となる施策が重要なのです。
4.MEOスタート後の施策について
MEOスタート後の継続施策で重要なのは、正しい運用をして、Googleにより一層アピールして、評価をもらうことです。
・ACCESS CONTROL
→アクセス数、アクセスエリアの施策
・LINK MAKER
→サイテーション対策
・リアル口コミ増加施策
このような施策を継続していくことが重要です。
また、MEOは色々な業者がいます。中でも、ビッグキーワードばかりを狙う業者や、成果報酬をうたう業者は、注意が必要です。
MEOを理解して、サイトを正しく運用することが、莫大な収益につながります。MEOは、それだけ重要なのです。
それでは、松尾でした!
MUP🐇
Keisuke
Output Week 12【Google集客スキル】
今の時代、どんなビジネスをやるにしても、オンラインへの露出は必ず必要です。そうしなければ、誰からも知られないからです。
重要なことは、まずはオンラインに露出すること。そして、そこに莫大なお金をかけるのではなく、無料でできるところから始めることです。
SEO(エスイーオー;Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)は、無料で作れる資産であり、無料で雇える営業マンです。今日は、どうすればオンラインで自分の事業を人に見てもらえるか、について書きます!
<今日のmenu>
1.ウェブって何?
2.SEOとは?
3.記事の制作について
4.誰にも負けない記事作成のコツ
<このブログで得られること>
・ウェブの世界の仕組みが理解できます。
・SEOの重要性が理解できます。
・記事の制作方法がわかります。
・記事を書くコツを習得できます。
では、スタート!
1.ウェブって何?
ここでは、ウェブの誕生から始まり、ウェブの仕組み、聞いたことはあるけれど、詳しくは説明できない専門用語の解説からしていきます。ウェブの知識を得た状態で、この先のブログを読み進める方が、理解度が格段に上がるからです。
・Web(ウェブ)
→クモの巣のように、世界中の情報をつなげること。
・ティム・バーナーズ=リー博士
→Webを作った人。
・WWW(ワールドワイドウェブ;World Wide Web)
→世界中の情報がクモの巣のようにつながっているイメージから、開発されたもの。
*ティム博士がWWWを作ったキッカケ
スイスの巨大研究機関CERN(セルン)では、数千人が働いており、研究者の論文や研究文書等の情報が散乱していた。そこで、セルンは、ティム博士に情報を整理してほしいと依頼した。こうして、ティム博士は、資料室に保管された膨大な情報を整理するという任務を任された。
*ティム博士は、どのようにして情報を整理したのか?
ティム博士は、情報のリンクウェブ上で、ハイパーテキストを考案した。
・HTML(エイチティーエムエル;HyperText Markup Language)
→テキストの『◯◯部署』という部分をクリックすると、◯◯部署の研究データのページに飛ぶ、という仕組みのこと。これが、ウェブの始まりであり、これを作る際に使うのが、HTML言語。その資料の置き場所を示したものが、URL。
*ウェブの世界は、レストランと同じ
例えば、レストランでサーバー(日本でいうホールスタッフのこと)に、ビールを注文すると、ビールが運ばれてきます。
@レストラン
お客様→ビールを注文
サーバー→ビールを提供
ウェブも、これと同じ仕組みです。ウェブでは、ビールではなく、欲しい情報のHTML(URL)を注文し、サーバーは該当の情報を提供します。
@ウェブ
クライアント→情報を注文
サーバー→情報を提供
ただし、これはクライアントとサーバーのお互いが、日本語という同じ言語を使っているからこそ、成立します。しかし、アメリカのレストランで日本語を使っても、理解してもらえません。
そのため、『共通の言語』が必要となりました。それが、HTTPです。
・HTTP(エイチティーティーピー;HyperText Transfer Protocol)
→ウェブ上での『注文と提供』を実現するために作られた、共通言語。HTTPという決まりの中で、注文と提供が行われる仕組み。
@ウェブ
HTTPクライアント→HTML(URL)を注文
HTTPサーバー→HTML(URL)を提供
こうして、ウェブ上で欲しい情報を注文すると、それが提供されるようになりました。
しかし、例えばビールの情報は、世界中で何万種類もあります。これらの情報をサーバーからひとつひとつ提供されても、受け手は情報が多すぎて混乱してしまいます。
そこで、欲しい情報を整理して、わかりやすく表示してくれるサービスが必要となりました。それが、Webブラウザです。
→情報を整理して、表示のデザインや翻訳をするサービスのこと。Google、Yahoo!、Firefoxなど。
*Webブラウザが情報をデザインする流れ
①クローリング
→クローラーボットという機械が、すべてのWebサイトに目を通して、サイトの構成や文字情報を見る。
②インデックス
→①で、リンクの有無やページ表示速度、コンテンツのボリューム等を読み込んで、その情報をデータベース(インデックス)に入れる。
③ランキング
→②は、Googleのアルゴリズムにより、Webサイトの表示順位(ランキング)が決まる。
2.SEOとは?
SEOは、ランキングの上位に表示させるための対策です。そして、Googleの重視している部分を理解していれば、時代に左右されずに上位表示され続けることが可能です。
では、なぜ、Googleは無料で使えるのでしょうか?お金を払ったら上位表示させる、オークション型にしないのは、どうしてでしょうか?
もし、お金を払った情報が上位表示され続けると、ユーザーは欲しい情報や調べたいことが出てこないため、ユーザー離れが起きてしまいます。
だからこそ、Googleは『ユーザー第一の情報の表示』を重視しているのです。つまり、SEO対策は、Googleからどう評価されるかではなく、ユーザーにどう評価されるか?ということが重要です。しっかりとしたSEO対策は、ユーザー目線なのです。
*ユーザー目線について、3つのポイント
①専門性
→コンテンツを作る人に、専門知識があること。専門性とは、内部リンクが多いこと。ファッションメディア特化サイトなど、何かに特化したメディアや、専門的にある分野に特化したWebサイトが重要。
②権威性
→コンテンツを作る人やWebサイトが、そのジャンルの権威であること。同カテゴリーに対して、被リンクや引用が行われていることが権威性。この人の言うことなら信じる!と誰もが認めるWebサイトのこと。
※権威性を保つためには、オフライン(現実の世界)での評価が重要。
③信頼性
→コンテンツを作る人やWebサイトが、信頼できること。特商法の徹底や、更新頻度、直接検索からの流入数、ブックマーク登録などの施策を行うことが重要。
3.記事の制作について
ここでは、記事を書く時に重要なことを書きます。
*ロングテールキーワードを把握する
結論から言うと、記事を書く時は『ロングテールキーワード』を意識することが重要です。
キーワードの種類
・ビッグキーワード:検索数は多いが、コンバージョン数が低い。
・ロングテールキーワード:検索数は少ないが、コンバージョン数が高い。
例えば、『ダイエット』だと、以下のようになります。
・ビッグキーワード→ダイエット
・ミドルキーワード→ダイエット 口コミ
・スモールキーワード→ダイエット 口コミ サプリ
このように、ロングテールキーワード(スモールキーワード)になればなるほど、人はコンバージョンの意識が高くなります。いかにロングテールキーワードを把握するかが、SEOの勝ち筋です。
*ペルソナの設定
ロングテールキーワードで勝負するにあたり、ペルソナの設定をしなくてはなりません。
どんな人が自社サービスを買ってくれるか?どんな人が興味を持ちそうか?その人はどのように検索して、どういう記事を読みたいのか?それは、わかりません。わからないなら、自分がユーザーになりきれば良いのです。
ペルソナの設定とは、ユーザーになりきって、勝手にペルソナを作り、実際に検索するところまでやってみることが重要です。
4.誰にも負けない記事作成のコツ
誰にも負けない記事作成のコツは、9つあります。
1.6W2Hで整理する
2.タイトルを決める
3.優先順位をつけて、軽重を考える
4.肉付けする
5.個人の経験を必ず入れる
6.何度も読み返し、不要な部分は削除せずに後部へ移動
7.動画やSNS、自社制作コンテンツの埋め込み
8.口コミ、レビュー系項目の挿入
9.文法や語尾をチェック
では、詳しく見ていきましょう!
1.6W2Hで整理する
まず初めに、6W2Hを使い、要素洗い出しと構造化をします。そうすると、こうなります。
要素洗い出し→構造化
・WHO(誰が)→現役マーケターが教える
・WHOM(誰に)→これからマーケティングを学ぶあなたに
・WHAT(何を)→マーケティングを覚える3つのコツ
・WHY(なぜ?何のために?)→上達するのに苦労したからこそ、教えたい
・WHERE(どこで)→現場ですぐに役立つ
・WHEN(いつ)→今すぐに活用できる
・HOW(どのように)→オンラインで週30分で理解できるように
・HOW MUCH(どのくらい)→無料で教えます!
このように、わかりやすく構造化することが重要です。
2.タイトルを決める
記事で一番重要なのは、タイトルです。タイトルは、5つのポイントがあります。
ポイント→具体例
①日付と最新を入れる→【2020年6月最新】
②ターゲットキーワードを入れる→インスタ集客で
③自分の見解を入れる→成功できた
④読んだ後のメリットや未来像を伝える→3つの方法
⑤数字を必ず入れる→リピーター売上2倍
では、実際に比べてみましょう。
A.【絶対に必要なインスタ集客】インスタ集客の必勝法!売上増加!
B.【2020年6月最新】インスタ集客で成功できた3つの方法!リピーター売上2倍!
どうですか?どちらの記事が読みたくなるか、一目瞭然ですね😊
3.優先順位をつけて、軽重を考える
Google Adsのキーワードプランナーを使い、検索ボリュームで、実際にユーザーが検索しているキーワードを把握します。これにより、競合性を目安に、上位化のしやすさを判断できます。
4.5.6.肉付け、個人の経験、不要は後部へ
記事は、以下のように3つの部分に分けると、読みやすくなります。
*導入部分→記事タイトル、導入文
*記事本文→見出し①記事①/見出し②記事②/見出し③記事③
*まとめ部分→見出し(まとめ)、まとめの内容
この際、不要部分は削除しがちですが、文字数は重要なため、削除ではなく後半に移動します。
7.動画やSNS、自社制作コンテンツの埋め込み
動画やSNSの埋め込みも重要です。加えて、自社制作コンテンツは、例えば、自社サービスの五角形のグラフ等を埋め込むなどです。
8.9.口コミ、レビュー項目の埋め込み/文法や語尾をチェック
口コミやレビューを埋め込みます。また、ユーザー目線で、語尾の『ですます』を統一します。
以上が、誰にも負けない記事を書くコツです。
参考になれば幸いです🤓
MUP🐇
Keisuke
Output Week11【企画設計スキル】
松尾です!今回は、以前ブログで書いた『ロジカルシンキング』で考えた事を可視化するために、資料に落とし込む方法についてのお話です!
一言で言うと、『効率的に資料を作るスキル』です。
資料は、どれだけ効率的に作るかが重要です。なぜなら、多くの人は資料の作成に長い時間を費やしますが、資料を作っている時間は、売上にはならないからです。
そのため、資料作成の時間は少ない方が良いのです。だからこそ、効率的に資料を作ることができるスキルが重要なのです。
それでは、ここからは自動車の会社(クライアント)に自社サービス(SNSコンサルティング)を提案するという設定で、効率的に提案資料を作るスキルについてお話します🤓
<今日のmenu>
1.クライアント提案資料の構成
2.クライアント提案資料の具体例
<このブログで得られること>
・提案資料の構成が学べます!
・具体的にどのような資料を作るのか、イメージすることが出来ます!
それでは、スタート🤓
1.クライアント提案資料の構成
提案資料は、このような構成です!
①目次
②結論
③課題の定義
④課題解決のスケジュール
⑤課題毎の解決策の提案
⑥結論
⑦コスト提案
⑧お見積もり
↑提案資料は、このような流れで作るべきです。これは、もし担当者が決裁者ではない場合でも、担当者が決裁者にうまく説明できるように作られているからです。詳しくは、ブログの後半で述べます。
では、次に、それぞれどのような資料にすれば良いかを詳しく見ていきましょう!
2.クライアント提案資料の具体例
①目次
このページは、資料の表紙です。今回の提案内容を表すタイトルと、自社名を入れましょう!
②結論
このページは、提案内容を一言で表しましょう!この先の資料が見たくなるように、キャッチコピーのような打ち出し方もアリです!
③課題の定義
このページは、『御社はこのような課題をお持ちですよね?ということを考えてきました』という内容を書きます。
ここで、まず重要なことは、『ページの左側に目次を付けること』です!目次を付けることで、クライアントが道に迷わずに、自分の話とクライアントが見ている資料が一致します。
自分が話をしているページと、クライアントが見ているページが違う、という経験をした方も居ると思います。私も、経験があります。
その時、何が起きているのかというと、クライアントが道に迷っている状態です。どこを話しているのかが、わからなくなっているのです。それを防ぐためにも、目次を付けることが重要です。
さて、本題です。まずは、課題を定義します。例えば、
『御社の課題は3つあると思っています。
①口コミの獲得
②認知の拡大
③継続集客施策実施
この3つが課題だと思っています』
という感じです。そして、次にひとつひとつの課題に対して、どのように思っているかを伝えます。
『①口コミの獲得ですが、自社が自社商品を紹介するのは「広告」のため、あまり耳を傾けられません。そのため、弊社では、インフルエンサーによる口コミ拡散を行い、認知とブランディングの獲得を同時に行うことを考えています』
『②認知の拡大は、TV広告やマス広告は、莫大な費用がかかるのに、実際に効果は感じられていますか?効果測定は不可能なので、「多分、効果がある」という感じではないかと思います。多分運用になっていること自体が課題になっていると思います』
『③継続集客施作実施については、TV広告やチラシは単発広告のため、新車が発売されたりキャンペーン毎に毎回莫大な費用や手間がかかり、とても非効率だと思います。だったら、自社でひとつ媒体を持っておけば、自社商品を媒体でリリースするだけなので、効率的です。御社は、そのような媒体は持っていないですよね?そこが、課題だと思っています』
↑このような感じで、課題を伝えます。その流れで、次は具体的なスケジュールを伝えます。
④課題解決のスケジュール
ここでは、課題解決をどのようなスケジュールでやるかを伝えます。
『具体例なスケジュールですが、まずは受け皿の構築をします。なぜ一番最初に受け皿の構築が必要かというと、せっかく莫大な費用をかけてマーケティングして、ホームページに来てくれても、肝心のホームページが魅力的ではなかったら、せっかく流入したのに流れていってしまいます。だから、しっかりとした受け皿の構築が必要です。次に、受け皿の構築をしたあとは、2ヶ月目から認知の拡大を行い、どんどん受け皿にためていきます。そして、受け皿にたまった状態で、継続集客施作実施をやっていきます。御社の課題に対して、6ヶ月でこのようなスケジュールで考えています』
という感じで、全体像を伝えます。そして、それぞれの要素について説明します。
『まずは、受け皿の構築です。スタートしてから何をするかというと、インスタアカウントをゼロから作り、10万人のフォロワーを集めます。アカウントブランディングをつけるために、フォロワーを増やします。フォロワーが増えると、更にフォロワーが増えやすいので、ある程度フォロワーが増えてから、色々な施策をやる方が効率的です』
『受け皿の構築が出来たら、2ヶ月目からはインスタグラマーを起用したドライブ企画を考えています。有名人を起用したドライブ企画ってよくあると思うのですが、何故インスタグラマーを起用するかというと、距離感が近いからです。
モデルさんが着ている服は、一般の人からすると、自分とはかけ離れた世界だと思ってしまって、自分には合わないと思ってしまいます。一方で、自分の等身大のようなインスタグラマーが着ている服は、ライフスタイルの参考になっているのです。
そのようなインスタグラマーを起用して、何十万人のフォロワーに対して、御社の車の魅力を発信していく企画です。そのためにも、しっかりとターゲットを絞り込みます。ドライブ好きなインスタグラマーを選び、車の購入を考えそうな25歳以上のフォロワーに対して、弊社が運用するインスタアカウントに誘導していきましょう!』
『そして最後に継続集客施策実施ですが、インスタはインスタだけで集客しなくてはいけないわけではありません。インスタは、受け皿なので、ホームページのようなイメージです。その受け皿を、さまざまな媒体やメディアに掲載し、インスタでリーチできない人々にもリーチをかけていきましょう!』
↑課題解決のスケジュールについては、このような感じです。次に、再度結論を伝えます。
⑥結論
『このような施策を行い、御社が未来的にどうなるか?ということなのですが、2つあります。
まずひとつ目は、自社媒体の獲得です。これまでのような単発広告ではなく、御社のターゲットになりそうな数十万の人々に、ボタンひとつで情報発信ができるので、より効率的なマーケティングが可能になります。
ふたつ目は、二次的効果の獲得です。インスタは集客だけではなく、採用や取材といった二次的な効果が起きる媒体でもあります。この部分でも、御社の資産になると思っています』
↑結論については、このような感じです。次に、コストの比較をします。
⑦コスト提案
『広告のコストは、一回見られるのに、いくらコストがかかるか、だと思うのですが、1Viewあたりのコストはこのように考えています。
1Viewコスト
・ポスティング→26円
・雑誌→47円
・リスティング広告→278円
・外部看板→58円
・弊社システム→7円程度
このように考えています』
↑コスト提案は、このような感じです。最後に、お見積もりの提案です!
⑧お見積もり
『最後にお見積もりですが、このように考えています。
・インスタ丸ごと運用6ヶ月→6,100,000円
・インスタPR拡散(月3名)×6ヶ月→4,500,000円
・システム利用料6ヶ月→238,800円
・メディア掲載単発→1,000,000円
・ディスカウント→-1,000,000円
合計→10,838,800円
このような企画になると思っています。これは、松竹梅のお見積もりではなく、ここからどれを削るか、ということも可能です。弊社としては、お見積もりは一旦このように考えています』
↑お見積もりは、このような感じです。
<まとめ>
このような流れで提案すると、簡潔でわかりやすく、担当者がらインスタがわからない人でも、『面白そう!』とか、『確かに、資産になる話だ!』と思っていただけると思います。
クライアント提案で一番重要なことは、提案した人にいかに上手く伝えたか?ではありません。
提案した人が、その人の上司や決裁者に、いかに上手く説明出来るか?が重要なのです!
担当者が決裁者ではない確率は80%だと言われています。だからこそ、わかりやすくて構成に沿った、課題に対して『確かに、その通りだな』と思って頂ける資料が必要なのです!
クライアント提案をする際は、このブログを参考に資料を作ってみてください🤓
それでは、松尾でした!
MUP🐇
Keisuke
Output Week10【サービス設計の流れ】
『データを元に物事を考えていくというベースがあって初めて、サービス設計の段階に入ることができる』
今回は、どのようにサービスを設計していくかについて、解説していきます!
<今日のmenu>
1.サービス設計の流れ
2.3C分析
3.SWOT分析
4.4P分析
5.デプス調査
6.ペルソナ設定
7.市場調査
<このブログで得られること>
・サービス設計の流れがわかります!
・サービス設計の具体的な方法が学べます!
それでは、スタート!
1.サービス設計の流れ
サービスを設計する順番は、下記になります。
①3C分析
③4P分析
④デプス調査
⑤ペルソナ設定
⑥市場調査
では、具体的に見ていきましょう!
2.3C分析
ここでは、3C分析について説明します!
まず、3Cとは、以下の頭文字です。
Customer:顧客
Competitor:競合
Company:自社
つまり、3C分析とは、『自社分析をする時に使うフレームワーク』です!
3.SWOT分析
SWOT分析とは、以下の頭文字です。
Strength:強み
Weakness:弱み
Opportunity:拡大可能性
threat:縮小可能性
つまり、SWOT分析とは、
・自社の強みを知る。
・自社の弱みを知る。
・自社が大きくなる可能性を考える。
・自社が落ちていく可能性を考える。
という、自社分析に使うフレームワークです。これらを把握してサービスを立ち上げるので、SWOT分析は、『3C分析の自社』の部分になります。
4.4P分析
4P分析とは、以下の頭文字です。
Product:商品
→デザイン、ブランド名、パッケージ、サービス、保証
Place:流通
→製品を市場に流通させるための、流通経路や販売場所。
Price:価格
→市場で販売する価格。価格を設定することで、必然的に決まるのが、ターゲット層。そのため、慎重な検討が不可欠。
Promotion:販売促進
→市場の顧客ニーズを満たす製品を作り、ターゲット層を決め、そのターゲット層に購入機会を提供できる流通、販売経路を確保する。
※4P分析を用いて、自社と競合の4P分析を比較し、細かくひとつひとつ改善を行えば、必ず勝てます!これを、TTP戦略(徹底的にパクる戦略)といいます🤓
5.デプス調査
デプス調査を説明する前に、市場規模の話をします。
市場規模という言葉は、よく聞くと思うのですが、市場規模とは、下記になります。
市場規模=①サービスを必要としている人の数×②そのサービスに支払うお金
①→特定の製品やサービスを必要とする人がどれくらいいるのか?
②→そのニーズに、人々はどのくらいのお金を支払うのか?
ここで、②を出す方法は、『デプス調査+メンタルアカウント分析』となります。
・メンタルアカウント分析
→人それぞれ、何にお金を使うか?お金を出さないか?ということ。
つまり、市場規模を考えるときに、メンタルアカウント分析の内容を組み込まないといけないのです。そのために、『ニーズの調査』をします。
・ニーズ調査
→『こんなサービスがあったら、どうですか?』とシンプルに聞くこと。そして、回答をカテゴリー分けをすること。
(20代女性、30代男性など)
・デプス調査
→ニーズ調査の中から、特定のニーズが確認できたカテゴリー層を呼び、5〜10人程度のグループに分けて直接対面で詳しく話を聞くこと。
※デプス調査の際は、適当に質問するのはNGです🙅♂️以下の流れで、進めていきます。
デプス調査のやり方
①スモールトーク
②ライフスタイル質問
③ワンアヘッド質問
④WHYを3回聞く
まずは、①日常会話でリラックスさせることが重要です。自分のことを話し、相手に安心感を与えます。
次に、②家族構成、趣味、仕事、出勤時間や帰宅時間、子どもの保育園のお迎え時間等、平日と休日を分けて、その人の1日を聞き出します。
そして、③年収、家庭の経済状況、ローン残高等、突っ込んだ質問をする。
最後に、④なぜ、そのサービスを必要or不要だと思うのか?を、WHYを3回聞きます。
そして、インタビュー中には、ポロッと口にした言葉が出てきます。実は、この言葉が一番重要なので、必ずメモをしましょう!
6.ペルソナ設定
デプス調査を終えたら、一番共通点がある部分を持つ人物像を勝手に作り出します。これを、ペルソナといいます。
実際にその人が存在しているかの様に、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル等、リアリティのある詳細な情報を設定することが重要です。
7.市場調査
市場規模の出し方は、以下になります。
市場規模=ペルソナ(同様人物)×利用意向×メンタルアカウント
例えば、30代の子持ち主婦のAさんは、晩ご飯の準備が大変だと思っています。この様な主婦10人にデプス調査をしたところ、8名が宅配晩ご飯サービスを使いたいとわかりました。このサービスには、ひと月の晩ご飯代5万円の半分なら支払いたいと判明し、この地域には、同じ様な主婦が2万人いるとします。
そうすると、この地域の市場規模は、
2万人×80%×25,000円=4億円
となるため、宅配晩ご飯サービスは、月間4億円程度の市場規模になると予想されます。
以上、このような流れで、サービスを設計していきます。この流れを理解して、実際にフレームワークを使うことが大切です。
是非、使ってみてください😊
MUP🐇
Keisuke